uru-osu’s diary

教員6年目。思ったことボソボソ呟く。

ICT⑤〜メリット・デメリット〜

f:id:uru-osu:20200109190251j:image

どうも、雨の日は気分もどんよりしがち、でおなじみのウルオスです🤭

 

今日は校内の先生方に向けて、ICT機器の研修をしてきました。全然機械に詳しくないけれど、毎日使ったり外部の研修に行ったりして学んだことを話しました。

ひゃーーーー、がんばった!

準備した分だけ感謝してもらえて満足です!!

 

 

さて、前回は「ICT活用にむけて」のことを書きました。

ICT④〜活用への道〜 - uru-osu’s diary

 

ICT活用に関する教員と保護者の高い肯定意見の一方で、使用率の低さが現状としてあることが分かりました。

問題点にも触れ、個人としてできることを書きました。いかがだったでしょうか。

 

第五回目は

ICT活用のメリット・デメリット

をテーマにしていきます。

 

今回はこちらを参考にしました!

【ICT教育とは?】ICT教育の意味やメリット、デメリットを優しく解説! | 学校など教育機関向け G Suite の導入事例・活用事例 - G-Apps.jp

個人的にこのサイトはどの記事も面白かったので、皆様も見てみてください👌

 

このコラムにも書かれていること以外を、自分の体験を含めて書いていこうと思います。

 

※ただし、ICT機器の台数が足りないなどの環境整備的要因は今回は置いておきます。

 

 

メリット

◯手間がかかっていたことがスムーズにできる。

 

例えば情報共有や共同作業

全員に紙ベースで資料を与えるときには

①PC上で検索する

②ワードファイルなどで資料作成する

③原案を印刷する

④児童分印刷する

⑤配布する

のような手順を踏んでいたとします。

 

それがICT機器を活用すると

①PC上で検索する

②資料作成する

③共有モードにする

④全員共有

となります。

 

もちろん慣れるまで資料作成に時間がかかるデメリットはありますし、ICT機器を全員が用意する時間や環境整備的要因はあります。

ですが、何度も印刷して、印刷室まで行って、児童分印刷して、、、、など、正直なところ、従来のやり方では無駄が多かったと感じています。

(まだまだ紙ベースでやらなければならないことは多いのが現状です)

 

しかも必要な情報だけ示すこともできるはメリットの一つです。この効率化はありがたいです。

 

 

◯児童生徒の学習意欲向上につながる

 

目新しいICT機器を使うということは、子どもたちにとって嬉しいもの。ワクワクするものです。

f:id:uru-osu:20200108195706j:image

私の担任する4年生のクラスに対し、以前アンケートを取りました。

ICT機器を活用した学習の意欲調査です。

肯定意見(ICT機器を活用した授業は今までより楽しい)がほとんどでした。

否定意見の児童は、機器の操作への不安や急にちょっとしたトラブルが起きることへの不安などが主な理由でした。

 

この楽しいを「一時的な楽しさ」とします。

 

学習が進んでいくと変化がありました。

「ICT機器使えて楽しい」

「勉強が分かるようになった!」

「(共同作業ができるから)全員で授業をすすめているようだ」

「操作をもっと覚えたらさらに分かるようになる」

などの、分かるから楽しいという「持続的な楽しさ」を感じる児童が増えていきました。

 

このように、学習意欲向上へとつなげることもできます。

 

◯子どもたちの学び合い・教え合いが活発になる

機械操作すると児童の中で困ることもあります。

 

しかし、教員が子どもたちに指導したことは、結構子どもたち覚えています。

「できた人は教えてあげて」

「手伝ってあげて」

と促すことで子どもたち同士のつながりが生まれます。

 

分からないことがあっても、自分で探したり、友達と工夫したりします。

すてきなつながりが生まれるんですね😊

 

 

 

デメリット

◯故障対応などで負担増

ICTといえば

I (いつも)

C (ちょっと)

 T (トラブル)

でおなじみです。

 

やはり慣れないものへの対応は負担に感じます。

「先生、急に画面暗くなりました」

「これってどうやるんですか?」

「打った文字が消えちゃったんですが、、、」

などは基本的にたくさん質問されます。

 

上に書いたように子どもたちの学び合いや教え合いにはなりますが、それでもやはりある程度は教員側が使える必要があるのです。

 

というよりも、普段から少しずつでも使っていく必要ががあるのです。触らなきゃ分からないことはたくさんあります。一日15分でもいいんです。なんなら、最初は一日5分でもいいです。

 

◯使うことが目的になる場合は注意

目的がずれてしまうと、逆効果になることがあります。

活用による教育効果はありますが、「使うこと」を目的にしないように気をつけましょう!

 

 

 

 

ここには書ききれないほど、メリットもデメリットもあります。

少しでも効果の高い活用方法について考えてみるのも大切です。

 

そのためにはぜひ使ってみましょう🙆‍♂️

近くの方に教えてもらいましょう。

 

皆様と子どもたちの学習がより良いものとなりますように。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました😊

雨の日は気分もどんよりしがち、でおなじみのウルオスでした!!

 

《関連》

ICT①〜ICTってなんじゃろな?〜 - uru-osu’s diary

 

ICT②〜ICT機器とは具体的に!?〜 - uru-osu’s diary

 

ICT③〜ICT環境の実態〜 - uru-osu’s diary

 

ICT④〜活用への道〜 - uru-osu’s diary