ICT④〜活用への道〜
どうも、晴れの日は布団干したくなりがち、でおなじみのウルオスです🙆🏻♂️
前回(第三回)はICT環境の整備について書きました。
ICT③〜ICT環境の実態〜 - uru-osu’s diary
まだまだ課題はありますが、少しずつ改革がなされてきた事実もあると言う複雑な状態ということが分かりました。
今後さらにICT環境が充実してくると思われます。
その中で「あるのに使わない」が一番もったいない。そう、MOTTAINAI(リンク貼っておきます)
MOTTAINAIについて | MOTTAINAI もったいない モッタイナイ
第四回目は
ICT機器活用への第一歩
をテーマにしていきます。
今回はこちらを参考にしました↓
http://www2.japet.or.jp/ict-chosa/ict_chosa_data.pdf
2011年に全国の教員及び保護者にインターネットで調査したものです。少し古いですが、多くの自治体で未だみる結果だと思います。
内容は以下の通り。
◯ICT活用に対する思い
積極的に活用することに対する肯定意見
小学校 「教員92%」「保護者82%」
中学校 「教員84%」「保護者95%」
高等学校「教員77%」「保護者97%」
と高く指示され、重要だと思われていることが判明
◯ICT使用率
小学校→52.2%
中学校→27.9%
高等学校→20.5%
平均すると38%!!
つまり・・・
「ICT活用は支持するが、使用はしていない。」という人が多いことが分かります。
※校務での使用率は高い。どの校種も9割近い数値。
□(ちょっと寄り道)
教員と保護者の思いの相違
授業におけるICT活用において・・・
教員はデジタル教材や映像の活用など「一斉学習」をする授業イメージをもっている。
「協働学習」をするイメージはあまりもてない結果だった。
一方で保護者は、前半に「一斉学習」「個別学習」「一斉+個別」「協働学習」のどれに対しても高い評価をしているが、特に「協働学習」を高く評価していて、求めている。
△ICT活用の際の問題点△
さて、話を戻します。支持はされているのに、なぜ活用されないのかは以下の課題があります。
①「時間」の課題
→授業準備や実施に時間がかかる。
パソコン教室などの時間的競合
②「設備」の課題
→パソコンや関連機器の不足
パソコン教室にしかないという現状
③「コンテンツ」の課題
→児童生徒にとって使いやすいものが少ない
④「人的支援」の課題
→ICT支援員がいない
TTの授業ができない
現在はこれらの視点からの改革が進んでいる。
私の勤務校では、Chromebook導入されたことにより持ち運びが可能な端末になり、学習で使いやすくなりました。ただし校内に40台しかありません。
また「ICTマスター」という担当もできました。(いいのか悪いのか、、、)
そして私が自主研修を行うようになるなど、ICTへの関心は依然より前向きになっているように感じています。
皆様の自治体ではいかがでしょうか。
そもそも「児童に使わせるなら自分がちゃんと使えなきゃ!!!」と考える先生がたくさん👨🏫👩🏫
たしかにそうだけど、、、
真面目か!と突っ込みたくなります。
完璧の使えたらこの職業やっていません。
使える人に聞いたり、自主研修などに参加したり、時間のない中でも少しずつ触ってみることで道は開けます。
ICT①〜ICTってなんじゃろな?〜 - uru-osu’s diary
↑第一回目にも書いたように、資料作成にも役立ちます。
今まで紙ベースでやってきたものを、データ一つ作るだけで全員に共有できることもあります。
「今まで通りアナログ式でやった方が早い!」部分も否めませんが、そこから一歩踏み出してみましょう。
食わず嫌いならぬ、使わず嫌いにならないように!
教師が「やってみよう」と思っていると、子どもたちにも伝染します。
まずは我々が挑戦していけると素敵ですね。
応援しています😊
ここまで見てくださってありがとうございました!!
晴れの日は布団干したくなりがち、でおなじみのウルオスでした🤚
《関連》
ICT①〜ICTってなんじゃろな?〜 - uru-osu’s diary
ICT②〜ICT機器とは具体的に!?〜 - uru-osu’s diary