uru-osu’s diary

教員6年目。思ったことボソボソ呟く。

オンライン化の大波をつくろう!

どうも、ウルオスです。

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二学期が始まって、皆様いかがお過ごしでしょうか。

ウルオスは、忙しすぎて目が回りそうになっています。いや、回っています。

 

やりたくない仕事。それでもやらねばならない仕事。

 

ありますよね。ただこなすだけだとつらいですが、皆さんの抱えるそんな仕事の中に少しでも楽しみを見つけられるように願っています。

応援しています。

 

 

さて、今日は学陽書房さんに読書モニターとして選んでいただいたので、ブックレビューを載せます。もうSNS上でも話題になっている一冊。

 

『子どもがつながる!オンライン学級あそび』

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庄子先生、太一先生、どちらもすごく大好きな先生です。

 

 

まずやってみる

オンライン化をするときには、必ずいろいろな問題を想定すると思います。それはすごく大切なことです。

校内でしっかりもまないとならない部分も、もちろんあります。

 

ですが、その対策の模索に躍起になっているだけでは、前には進みません。

冒頭文の中で、庄子先生は以下のように書いています。

正解のない時代。子どもたちのために、今までやったことのないことも、「まずやってみる」ことが大切です。「でも〇〇じゃない?」「こうなったらどうしよう?」とためらっているだけでは、何もあえに進まないのです。オンライン化は、まさにそうです。

 

太一先生もこのように綴っています。

(オンライン・オフライン)どちらかに偏ることなく、同時並行で進めていくことで、今回のような事態に陥った時に、困惑したり学びを止めたりすることを防げます。

 

コロナが収まったから以前のようなスタイルに戻そうでは、今回苦労してみなさんが手に入れたものが無駄になってしまいます。

 

休校は明けましたが、安心できる時間はありません。

常に先を見据えて、考えて、頭を悩ませていかねばなりません。

 

雰囲気づくりがオンライン化を左右する

この本には、オンライン化の導入の仕方や雰囲気づくりのことも丁寧に書かれています。第二章までを読むだけでも購入する価値のある一冊です。

 

オンライン化を導入するための壁を越えたとしても、待ち受けているのは「雰囲気づくりの壁」です。

ここで心が折れてしまう人も多いのだと思います。

 

オンラインは一定のルールが必要です。

ですがルールで縛りすぎると、目的が達成できなかったり、子どもたちの意欲も下がってしまったりします。

雰囲気づくりにもちょっとした一工夫を取り入れてみてください。

この本がきっかけになってくれるはずです。

 

とにかく内容が濃い!

第二章までを読むだけでも購入する価値のある一冊と言いましたが、そこにオンラインあそびの実践も詰まっているのですから、濃すぎです。

 

濃い、というか、手厚い。とてつもなく手厚い。

 

オンライン化についての我々の悩みや不安を聞いて、それに答えてくれる一冊なのです。

そこには、庄子先生や太一先生、各種実践を書いてくださった先生方の「子どもたちへの温かい思い」が詰め込まれているように感じました。

 

終わりに

『オンライン学級あそび』は、皆さんに一度は手に取っていただきたい一冊です。

そのうえで、まずは教員がやってみる。

そして、子どもたちとやってみる。

 

何事にも失敗やうまくいかないことはつきものです。

そこに勇気を出して一歩踏み出せるか。

 

踏み出した先には、新しい世界が広がっています。

 

ぜひ、楽しんでください。

 

 

それでは、ウルオスでした。

一週間頑張りましょう!