小さな波紋を大きな波に
どうも、ウルオスです。
今日は賛否両論ある課題について。
(日々の宿題のことではありません。)
臨時休校が延長となった我が自治体では、追加の課題(3週間分)をゴールデンウィーク明けに出しました。
↓これは4月分。これの3倍くらいの量。
準備もものすごく大変でした。
できる限り分かりやすいものを…
やってきたものが評価できるように…
そこまでやるのかよって感じ。
子どもたちの反応も様々でした。
「まじかよ。」と絶句する子。
「やりたくないーーー。」と手にした瞬間にやる気をなくす子。
「やっと終わったと思ったのに。」と肩を落とす子。
そりゃあそうです。誰得?????
今必要なのって大量の課題なのか!?
復習プリントなのか!?
と正直思いました。
SNSには課題について文句を言いまくる保護者たち。
いやいや、好きでやってないんですぅ…
これでも一生懸命なので察してください…
という感じですよね。
ただ保護者としては助かっている人もいるようです。
先日地域巡りをした時にばったり会った保護者から
「課題と時間割を配っていただいたので、それに合わせて勉強できています。ありがとうございます。」
と言われました。
びっくり。
ああ、そう思ってくださる家庭もあるよな。
僕は、宿題はシンプルでいいと思っています。
あえてやるならばある程度の型を渡して、幅をもたせた課題という程度。がいい。
結局「やらされる課題」を子どもたちは嫌な思いをしながらやる日々。
学びに広がりは出ないし、できる子(やれる子)しか伸びが期待できない課題って何のためにあるのか。
勉強好きになりますか?
楽しいですか?
多くの人が「つまらん。」「やりたくない。」って思いますよ。断言。
もちろん裏で時数に悩む教務主幹の姿も見てますから、やらなきゃいけないのは分かります。
でも、詰め込むことが大切なのではないとみんな分かっていることだと思います。
文句を言っても仕方ないので、できることをしました。
ちゃんと自分の思いは管理職にも伝えましたし、学年にも伝えました。(伝え方やタイミング大事)
その上でやることを精選して、役割分担。
ただの教諭としてできることって小さいけれど、その小さな波紋が大きく広がることを願います。
土曜授業も増え、7時間授業もあり、夏休み短縮、行事カット。
元に戻そうとする教育界。
リセットする(戻る)のではなく、乗り越えた過去を抱えて先に進む勇気をもっていきたいですね。
少しでも進めるように、来週からも働きます。
※オンライン朝の会を僕の勤務校ではやりました。
その話もそのうち書きます。(たぶん)
気温の変化、湿度の高低差にやられていないですか。
夏バテという言葉もそろそろ出てきますね。
お体ご自愛ください。
ウルオスでした。