uru-osu’s diary

教員6年目。思ったことボソボソ呟く。

無いなら生み出す

どうも、ウルオスです。

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2020年度は始まっても、学校が始まらないモヤモヤがありますね。

 

5月は特にオンラインセミナーにたくさん参加しています。

今までのセミナーよりも意見を求められることが増えたイメージ。

言葉にするって大事なんだよね。アウトプットアウトプット。

受け身だった学びも、より前のめりに。

どんな状況であれ、形を変えて進化していくんだから、学校現場も進化させていこう。

 

子どもたちの成長、心の充実を大切に歩んでいきたいですね。

 

 

さて、今日はウルオス学級について。

Instagramにも書いたことを少し話そうかと。

https://www.instagram.com/p/CAP62CEJg4a/

ウルオス on Instagram: “本の投稿以外にも少しずつアウトプット。 <ウルオス流 学級経営> 無い物はあるもので工夫する。 子どもたちと一緒に生み出す時間はとても豊かな時間です。 教室リフォームは子どもたちの手が入っていると、より教室が居場所になります。…”

 

皆さん、学級のために買い物することありますよね。自費でね。


好きで自分のために買うものではなくて、子どもたちの活動のために買うもの。

ペンやシール、おしゃれなテープなどの小物。

ホワイトボードや何色も入った色鉛筆買っている友達もいました。

折り紙や遊びのグッズとかもね。

 

 

もちろん僕もいろいろ買ってきました。

が、今はほとんど買っていません。

 

初任時代は毎週…いや、週3で100均に通ってました。

買いあさっていました。

ダ〇ソーさん、Ser〇aさんにはだいぶ貢ぎました。

 

が、今はほとんど買っていません。(2回目)

 

 

それは、買わない方が子どもが工夫をすると知ったからです。

 

 

買いすぎると

「先生、あれやりたいから〇〇買って」

という子が出てきます。

買います。

「先生、あれやりたいから〇〇買って」

 

 

繰り返しです。

人の欲は底がありません。怖い生き物なんです。

だからこそ、意図的に遮断する必要もあります。

 

「これじゃダメだなあ」と思った1年目でした。

 

2年目からは買うものを少なくしていきました。

 

3年目には年間で100均行くのは片手で数えられる程度でした。

「去年の先生は買ってくれたよ」と言ってくる子はいましたが、それでも買わない。

どうなるか観察してみました。

 

そしたら面白いことに、自分たちで生み出すようになりました。

ブックスタンドが欲しいなあと話したら、ダンボールで作ってくれました。

バスケの授業した時には、ダンボールで作ったバスケゴールをゴミ箱に設置する児童もいました。

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↑本物ではないです。ネットから引用。

 

基本はゴミは投げないことにはなっていましたが、円の中からは投げられる。でも外したら拾って投げずに捨てる。というルールを子どもたちが話し合ってつくりました。

カードゲーム持ってこられないから、オリジナルを作っていました。

最高学年担任だったこともありますが、ここまでできるかと。

 

これが委ねることの一つの側面なのかもしれません。

 

一定の欲を遮断すると、その欲を満たそうと創意工夫が生まれます。

 

子どもたちの発想の豊かさって素晴らしいんです。

 

今では年間で3回、百均行くかどうか。

自分が好きで買うものはありますが、子どもたちのために買うものはほぼありません。

学校にあるもの、(新しく買わないで)家にあるものでどうにかすることを実践しています。

もちろん保護者にも伝えます。

 

休み時間には一緒に工作しているんですよ。

楽しすぎますよ。

ぜひやってみてください。

 

 

 

でも、勘違いしないでください。

子どもたちの活動の幅を広げようと思って買う人がいてもいいんです。思いがあるからいいんです。

僕はやらないだけ。買わないという選択に思いがあるからです。

 

自分のためには買います。

本もそうですし、特にこれはおすすめです。

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授業ではあまり使いません。

「こういうこともできるよ!」と児童の興味関心をそそる程度。

 

どんどん更新されますし、面白いです!!

皆さんのおすすめもあったら教えてください。